季粋の宿 紋屋
 
季粋の宿 紋屋

女将のこだわり・心遣いが感じられる、モダンな和風宿。

2013年11月9日 宿屋の女将のメルマガ 第331号

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     ■       「きもちはいつまでも新米・女将のひとり言」
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■  ■ ■■■■ ■  1999年 日本初・旅館の女将によるメルマガ配信
  ■   ■     開始。経営の悩み、お客様への思い、社員や家族
 ■  ■■■■■   とのかかわり等など。
■ ■ ■   ■   きもちはいつまでも新米であり続けたいと願う、
  ■ ■■■■■   宿の女将のメルマガです。
  ■ ■   ■   
  ■ ■■■■■   http://www.monya.co.jp 2013.11.9発行 第330号
                           
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◆ フェイスブックを始めました ◆


早いもので、メールマガジンを初めて15年が経過しました。

マーケティングコンサルタントから勧めがあって始めたのです。


ネットには全く知識がありませんでしたが、私は文章をパソコンで書いて、

後は主人が全部やってくれましたので、なんとかできたのです。

パソコンもメルマガをきっかけに始め、今ではだいぶ慣れましたが、

やはり基本的にはアナログ人間だったのだと思います。



いまや、携帯電話がないと生きていけない自分になりつつありますが、

スマートフォンになってからは猶更その傾向が強くなっています。


電話を替えるたびにかなり苦労してストレスも溜まりますが、

今やパソコンでメールなんて

あまり取り交わさない時代になってきていますよね。


パソコンを使うにしても、そのコミュニケーションツールは、

もっぱらツイッターやフェイスブックになり、

携帯にしても、携帯メールではなくラインになりつつあります。


確かにいちいち題名を入れて本文を入れてなんて面倒くさい。

もっと気軽に簡単に気持ちをストレートに伝えられ、

つながるのもめっぽう早い。


一時ブログが大流行でしたが、フェイスブックのほうが楽です。

写真を撮ってすぐにあげることができる。

それに対してすぐに「いいね」が付いたり、コメントが送られてきたりする。



友達になった方々の多くの情報が常に簡単に閲覧でき、とっても便利です。



私はこの過疎地に来て、車の運転ができない人間であります。

それだけに、自分で簡単に動けるのはやはり東京。

東京に出かけることはいまでも大変多い毎日です。


それでも、この地方に16年もいて。

あまり面識のある方がいないというのも困ったもので、

少なくとも頻繁にお目にかからずとも知り合いにはなれて、

コメントを送る、情報交換できるのはとても良いことだと思います。


この地方で活躍している多くの方々を知り、コメントを閲覧できる。

人となりを垣間見ることができる。

この地方に限らず、

よその地方でもさまざまなご活躍をなさっている方と知り合いになれて、

気持ちの上で近いものを感じることができたら、やっぱりうれしいものです。



   フェイスブックをはじめて、急に世界が広がったイメージです。



そうした中で、中学時代のクラスメイトから友達申請が来たり、

お客様から申請が来たりと、思ってもみないお友達が少しづつふえています。


この地方にも若手の農家さんや牧場主、陶芸家、セラピスト、演奏家、

いろんな方々が活躍している。そして、知り合いになれる。

急に視野が広がったような気分です。



そんな中で、はじめたばかりの2,3日のとき、

リクエストが来たら承認するものと思い承認してしまったら、

これは、浅はかだったかもと思わざるを得ないお友達が

できてしまったことがありました。

フェイスブックは出会い系サイトではないのに、

それに近い使い方の人がいらっしゃるようです。

フェイスブックは、実名でしなければなりませんし、

身分を明かしています。だから安心だと思っていたのですが.....

決して若くはないし、もうその言う心配はいらないものと思っていたので

びっくりしてしまいました。



旅館のおかみというだけで、

何か出来上がったイメージを勝手に作ってしまうのでしょうか?


メールマガジンを始めたころも、宿のおかみというものを

「きらびやかな着物を着てしゃなりしゃなりしている人」と

勝手に思いこんでいる方が、

「私もおかみになりたいのですが、どうやったらおかみになれますか?」と

メールしてきて驚きました。



実際の宿屋の女将は、とても地味であり体力も気力も多く必要で、

大変しんどい職業です。


お客様にも従業員にも細かく気を遣い、衣食住すべてに精通し、

いろんな業者さんとのやり取りもうまくこなし、

経理にも精通していなくてはなりません。


たいがいのおかみさんは、どこかしら病気と闘っています。

ぼろきれになるまで働く仕事なのです。


世間のおかみは、おいしいものを毎日食べて、

きれいな着物を着て、、、、なんて。

食べているものも普段は質素です。



話がだいぶそれました。



そういう話はともかく、

世の中はどんどん変わっていくのだと、思わざるを得ません。

フェイスブックの次はなにが時代をリードするのでしょうか。



新聞は、「紙」では読まれない時代にすっかりなってきています。



本だけは、私はすたれないと思っているのですが、

ネットが進んでいけばいくほど、

手書きのものやアナログ的なものも珍重されるような気もします。



両方を大事にして、進むべきところは進み、残すところは残す。



私は手紙を書くのが好きですが、今月と来月、従業員の一人と一緒に

新しい切り口での手紙書き講座に行ってくる予定です。




皆様に私の心をお届けしたい。




15年も付き合ってきたメールマガジン。

その読者の方からも、最近はめったにメールも来ません。

読んでいるのか、もうとっくに離れたのか。



   フェイスブックをはじめたら、

   あの方、まだ読んでくださっていたんだ!



   あ、懐かしい! お元気でいらしたんですね。



そういう方々とも、フェイスブックを通して再度お友達になりました。

新たな再会。



みなさん、私が覚えていないと思っていらして、

あの時のこういうものです。みたいなコメントが入っていました。


そういう方に限り、決して忘れるはずのない大切な読者の方なんです。



そうか、まだ読んでくださっていたんだ!と急に元気がでました。

いたって単純。

これからもよろしくお願いいたします。




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e-mailエッセー「きもちはいつまでも新米・女将のひとり言」・隔週日曜発行
 著  者:高尾葉子  okami@monya.co.jp
   発 行 者:高尾憲資  aruji@monya.co.jp
   発 行 所:季粋の宿 紋 屋  otazune@monya.co.jp
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◆素顔の女将◆

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                            (by aruji)